ああ、困ったちゃん
『見積』
FROM:匿名希望
Date:98/09/12
1.見積(1)
私が某社技術部へ途中入社して間もなく、
ある日、手書きの構成図を見せる営業部先輩。
先輩の営業: 「こういうものを見積もって欲しいんだけど。」
私: 「わかりました。明日には出せますよ。」
後日、彼はニコニコして技術部へ。
先輩の営業:「受注したから!これ作業依頼書と受注書(写)ね。」
私 :「(あれ?金額が)...まさか、私の書いた明細をそのまま客先に?」
先輩の営業:「そうだよ?」
私 :「(蒼白)これ、W/Cですよ。」
先輩の営業:「なにそれ?」
仕切価格まで見せてどうすんだ!
2.見積(2)
ある日、社内ヒアリングで社長以下、部長数人と。
開発部長 :「では、最後に各部長からご意見を。」
営業部長 :「開発部と営業部の連携が悪いと思うのだが。」
私 :「(営業フォローが少ないんだよ。)そうですね。」
営業部長 :「提案書や見積にしても、営業がすぐ客先へ行けるように書いて欲しい!」
私 :「(なんかどっかで聞いたような)...はぁ?」
開発部長 :「たとえばどういったことでしょう?」
営業部長 :「開発部の提案書は横文字ばかりだし、見積もあらかじめ営業利益を書いておくとか、
明細の器材名を型番の列記じゃなく、”制御装置”としておくとかだよ。」
一同、蒼白。
あんたもか、営業部長!
3.見積(3)
ある日、営業来訪。
営業 :「見積頼みたいんだけど。」
私 :「はぁ。どういう内容ですか?」
営業 :「予算は○○○○万円でね。××の提案書が欲しいんだ。」
とつとつと仕様を説明する営業。
私 :「(またえらい構成が複雑だなぁ)...難しいですねぇ。」
営業 :「そんなこといわないの!頼むよ。」
私 :「構成も大きいし、提案書が来週あがるかどうかでしょう。」
営業 :「困る困る!今週中に見積持っていくんだから」
私 :「無理ですよ。どうしてそんな急なんですか?」
営業 :「お客さんが、今はH社だけだけど、今週中なら見てもいいっていうんだ。」
私 :「...それって、もう決まった仕事じゃないんですか?」
営業 :「お客さんが見てくれるんだから作るんだよ!もしかしたらってこともあるでしょ。」
自分で作れよ。
