コントロールの活用こそVisual Basicの活用である

〜付属コントロール活用の定石を探る

福岡 寿和 FUKUOKA,Toshikazu 富士通SSL


 Visual Basic プログラミングの醍醐味は,コントロールを組み合わせて,いかにコードの記述量を減らすかにあります.なぜなら,Visual Basicが簡単なのは,フォームにコントロールを貼るところまでであり,イベントに対応したプロシージャにコードを記述するのは,他の言語(Windows用,ホスト用を問わず)と同じように難しいものなのです.もしかしたら,メッセージベースOSであるWindowsのメッセージをVisual Basic自体が覆い隠しているために,C言語とWin32APIを使って作るよりもバグの修正などには時間がかかるかもしれません.
 コード記述量を減らすためには,Windowsの仕様に合わせたプログラムにすることはもちろんですが,実現する機能にあったコントロールの選択能力もVisual Basicプログラマには必要な資質なのです.そして,コントロールを正しく使うことで始めて「Visual Basicは簡単だ」という通説が嘘ではなくなります.